2013年2月7日木曜日

血沸肉踊隊(ちわきにくおどりたい)『天廻物』

やあ、みんな。まあちゃんだよ。

昨日、今日と2日続けて下北沢へ。
今日はシアター711。ザ・スズナリのすぐ隣りの劇場だよ。
ここは狭いけど、座席が立派でいいよね。座りやすい。

終わって外に出た時、時計を見たら八時半くらい。七時半に開演したと思うから、上演時間は一時間か。時間的にも短かったんだな。
でもそれ以上にあっけなく終わった印象。
まだまだこれから。ゴタゴタ、すったもんだが続くんだよね。
そう思ってたら、いつのまにか役者の皆さんがす~っと素の顔に戻って、舞台前面に整列して挨拶を始めてました。
なぬ~って。もう終わりか!
わたくし、びっくらしました。
あれで終わっちゃうのか~。

冒頭で眠れない女王(?)と眠りたい家来が登場して、なんだかんだやり取り。
本編というような部分では、主婦とかたつむり(人型)のやり取りがおっぱじまる。
その後、女王が登場することはなし。
でもあれだけ印象強く登場したんだから、最後にもう一度くらい登場して「ああ、ぐっすり寝た」ぐらい言ってくれてもよかったのでは。
そうすれば、「あ、もう終わりか。ふむふむ。ま、ちょっと物足りないけど、いいか」ぐらいには思えたかと。

最後には、大家さんもかたつむりで登場していたから、登場人物は、主婦を除いてすべてかたつむりってことなんですよね?
眠れない主婦が、一晩のうちに観た夢。でも実はぐっすり眠れていて、朝さわやかに起きて味噌汁作ってる。
そんな感じのお話ってことですよね?

クラリネットとアコーディオンの生演奏、面白かったです。アコーディオンの人は、キャラクター的にも可笑しかった。
最初にあくびして牢屋に入れられてた人も可笑しかった。
それからそれから。セミヌードで、後ろ向きで踊っていた人も印象的でした。
(でも、あれ、なんで踊ってたんだろう?踊りたかったから?)

舞台のセットが抽象的なもので、渦巻きをデザインしたものでした。

気になったのは、舞台のセットに俳優がぶつかって、セットが揺れてたこと。
舞台のセットって、ある世界観を表現するためにあるものですよね。
つくりものだし、単なる板かもしれない。でも、その場所を別の世界に見せるためにあるわけですよね。
でも俳優がぶつかって、ゆらゆら揺れたりすると、「ああ、単なる板か」としか見えなくなる。
もったいない。
俳優は演技の途中であんなに簡単にセットにぶつかって欲しくないです。
壁にもたれかかって泣く、みたいなときでも、実際にはもたれかからずに泣いて欲しい。

ゴメンナサイ。
いろいろ我が儘書きましたが、俳優はみなさん面白かったです。
次回もまた観たいです。
ではでは~

0 件のコメント:

コメントを投稿