2012年12月10日月曜日

俳優、西山康平

昨日は、午後から40CARATの劇団アトリエで、大道具の制作手伝いだったよ。

発泡スチロールでレンガをつくったり、
が割れても平気なように透明シートを貼ったり、
その他いろいろと。
こういう作業は久しぶり。楽しく作業できました。




夜は、通し稽古。これまでと違うのは、渡辺勝さんを作ってきてくれて、場面ごとにそれが流されたこと。
音が入ると、また全然違いますね!




今回は、俳優、西山康平について研究してみようかと。

悩める青年を演じています。




こんな感じの人。
ほらね。悩んでます。芝居の始まる前から。なんか、わけもなく悩んでます。
いや、きっとわけはあるんでしょうが。
ちゃっかりストーブの近くで悩んでます。きっと偶然なんでしょうけどね。

みんな悩んでいる。けれども、特にこの人は悩んでいるみたいです。
いったい何に悩んでるんでしょうね。
ぼくにはさっぱりわかりません。






出だしから、暗ーい雰囲気で、ぼんやりしてます。
なんかあったんでしょうかね?

「冷蔵庫のマミー飲んだの、母さんでしょう」
「ちょっとぐらい飲んだっていいじゃないの」
「急いで帰ってきたのに。マミー飲むのが楽しみで、急いで帰ってきたのに!」

子供だ!まるっきり子供だ!





でも、自分の顔を白く塗り潰しちゃったりする。
おちゃめな性格でもあるのです。
ふーん。

「こうして塗り塗りすると楽しいんですよ。ねっ?」
「止めたほうがいいですよ。そんなこと。大人のすることじゃない」
「なんだよ、あっち行けよ。お前の知ったこっちゃない!」

やっぱり子供だ!







「あれあれあれ? なんか臭うぞ。おならしたのは誰かなあ?」
「……」

好きな娘に嫌味なことを言って、嫌われたりもします。
しかも小学生レベルのちょっかいの出し方。

そりゃ、怒りますよね。若い女性に向かって。
不器用ってことなんですかね?





あとで仲直り。

「ごめん、おならのことでからかったりして。本当にゴメンナサイ」
「いいのよ、そんなこと気にしないで。でも、もうからかわないでね。約束よ。さつまいもも贈らないでね」

反省はしてるみたいです。でも、どこかうわの空なんです。






もうヤケなんですかね。

踊り狂ったりもしています。
眼つきが、人間じゃないようだったりしました。

怖いですね。





みんなも観たくなったでしょう?
この人、これからどうなっちゃうのかって。
なんというか、怖いもの見たさっていうかさ?
やばいものを覗き見したいっていうかさ。

だから、よろしく。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』

以上、西山康平さんでした。
ぱちぱちぱちぱち。


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