2012年12月31日月曜日

エンギシャ・シアター・カンパニー再旗揚げ公演『無垢なもの』

日曜日のマチネ。
シアター風姿花伝にて。

目白から歩いて、15分くらい?
雨の中、歩きましたとも。
歩くの、大好き。

今年最後の芝居見物だ。

観客席の前方、真ん中部分には、椅子がなく、大きな空間がとられている。
ここで何かあるのかな。
ひょっとしたら、そこで踊る?

いや、踊りはなかったけれども、出退場に頻繁に使われていました。

主役の大村正康さん怖かったです。
やくざの役で、身体も大きいし。なんか気に食わないことがあるとすぐに暴力的手段に訴えてきそう。

ぼくは通路側に座っていたので、出退場する大村さんが頻繁にすぐ横を通り過ぎる。
ときどき眠くなって、眼を閉じていたときがあるので、そんなときに大村さんが近くを通ると、
「しまったあ、殴られる!」と思ったものです。

ま、冷静に考えればそんなことはあり得ないけど、身体的危機をまったく感じないわけにも行きませんでした。

本編の前に、芝居仕立ての長い前説があって、キャバクラ嬢に扮した女性三人が、客いじりをしてました。
正直いって、本編よりも、こっちの前説のほうが面白かったぐらいで。

本編になると、みなさん、大人しくなって、硬くなってるなあという印象でした。
舞台が遠くに見えました。

脳に障害のある(?)知恵遅れの青年と、やくざが出会って、ちょっとした交流がある、というような話の展開でした。

その知恵遅れの青年は、あれ、なんだっけ、ダスティン・ホフマンが映画で演じたやつ。
『レインマン』か。あれを連想しました。

既視感があると、つまらなく感じるもので、、、

もっと違う演じ方がなかったかなあと。
いや、演技はすごく上手だったのですが。

そもそも設定として知恵遅れでなくてもいいんじゃないのか。
知恵遅れ=純真=無垢なもの、っていう方程式がわかりやすすぎて、魅力的ではなかったかも。

劇団 晏かけ『WAをもって尊しと!』


土曜日のマチネ。

北池袋 新生館シアターにて。







この日は、午前中、朗読の公演を観て、それが終わってから池袋へ。
時間的には早いので、池袋で時間を潰すつもりだった。

でも、なんとなくそれも面倒。
東上線の北池袋まで一駅、歩いてみよう
ぼとぼ歩き出しました。
線路に沿ってまっすぐ歩けばいいんだろう?

ところが線路に沿った道は途中でなくなってしまうのです。
迷って、結局引き返すことに。
今度は大人しく、電車に乗って北池袋まで
しかし、今度は早くに着きすぎた。
時間的にはたっぷりと余裕がある。

で、今度は、池袋方向に歩いてみました。
どの道を歩けばいいのかな。
ラブホテル街とか、なんとか商店街を通り抜けて、池袋駅に到着。

なるほどこう歩けばよかったのか。
また北池袋まで、てくてく引き返しましたとさ。

芝居が終わった帰りも、池袋まで歩いたから、この日は、池袋-北池袋間を一往復半したことに。



あ、わかった。
それで疲れてたんだなあ。

夜は、スタジオローク07っていうアニメの背景制作会社の忘年会があったんだけど、すぐに酔ってしまって、二次会はテーブルに突っ伏してほとんど寝てたよ。ごめんなさい。
あんな飲み方してたんじゃ、もう誘ってくれないかもな。



肝心の芝居のほうはというと。
ほのぼのコメディーでした。
ほんわかした感じ。

プラネット刑事プラットが事件をまるく解決していく、というお話を書いている台本作家の物語。
楽しかったです。

ではでは~

現代朗読協会『キッズ・イン・ザ・ダーク 冬の陣』

やあ、みんな。ぼく、まあちゃんだよ。

一昨日は、朗読を観に(聞きに?)行ったよ。
明大前、キッドアイラックホール




土曜の、朝10時半

それにしても、10時半とは早い開演。
朝、起きられるかどうか。
びくびくしてたよ。
間に合ってよかった。



開演前。

写真撮ってもいいっていうんで、撮らせてもらった。
緊張してるような、してないような、出演者の方々




主宰(っていうの?)の水城さん




『キッズ・イン・ザ・ダーク』は、僕にとっても思い出の公演。

今年の夏の公演では、ぼくも出演者の一人だったのだ。
三ヶ月、ワークショップに通って、その成果のお披露目の場っていう感じだった。
あれは、楽しかったなあ。

今回は純粋に観客として拝見しました。
「純粋に」とはいかなかったかもしれないけど。

いや、まあ。楽しかった。
笑える場面と驚かされる場面がいくつか。

記憶に残ってるのは、耳の大きな岡田多恵子さんが、二階のバルコニーから朗読(?)していた場面。
鉄パイプの柵を乗り越えていた。
危ないから止めろって、心のなかで叫んだよ。
落ちるんじゃないかとヒヤヒヤした。
危ないことは止めましょうね。
いや、ごめん。ちょっとぐらいは危険を冒さないとね。

カポカポの場面も印象に残ってる。
女連中に較べて、男連中は身体の動かし方がぎこちないし、声も小さいし。
不器用だなあーと思いながら。
でも、不器用さってのは、これはこれで見てて面白いんだよね。
器用じゃなくてもいいんだ。


みんなで床をくねくねしているのも面白かった。


最近、考えるテーマ。
劇的ってなんだろう。
それを考えるヒントが、『キッズ・イン・ザ・ダーク』での朗読のなかにもあった。

2012年12月30日日曜日

2012最後の稽古 (やるな、目黒亮平23歳)

やあやあ、みんな。元気かな。

今日は、40CARAT、今年最後の稽古だったよ。

その最後の稽古に、ぼく、まあちゃんは、遅刻して行ったわけだ。
わっはっはっはっはっ。
2時間遅れで到着。

行ってみると、抜き稽古をしてたよ。


こういうシーンや、




こういうシーンの稽古。





あれ? と思ったのが、このシーン。



ザッキーさんが今日もお休みで、その代役を、目黒亮平23歳が勤めていたのだが。

おや、代役なのに台本持ってない。
眼をこすった。







やっぱり持ってない。







うん。持ってない。

おのれ、代役の台詞を入れてるとは。







やるな。目黒亮平23歳。


ぼくはといえば、遅刻するし、衣装の着替えが間に合わなくて、上着のボタン掛けずに舞台に駆けつけたりと、なかなかぐだぐだな一日でした。

反省してます。
すんません。


こんなふうにして、今年最古の稽古は過ぎていったのでした。
風邪気味で、鼻水でるので、飲まずに帰宅することに。




予約はお早めに。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』
http://redlightning720.blogspot.jp/2012/12/blog-post_22.html



2012年12月29日土曜日

スタジオローク07、忘年会

夕方は、アニメの美術制作会社スタジオローク07の忘年会へ。

今年は美術監督の川口さんにお世話になりました。



阿佐ヶ谷、新東京會舘にて。



一次会(?)はこんな感じ。
ご馳走が並んでました。


川口さんもまだ来てなくて、原田さん今掛さんも遅れてる。
知り合いがあんまりいなくて、ちょっぴり寂しかった。

でもそのうち皆さん到着して。
楽しく過ごしました。

でもここで油断して飲みすぎました。
ビールをたらふく飲んだ後、ワインもどんどん咽に流し込みました。
ぼくらのせいで、ワインが品切れになったそうで。
ひゅー。申し訳ありません。




じゃんけん大会の景品はこんな感じ。



『どらえもん』の元スネオも参加してのじゃんけん大会


ぼくはここで飲みすぎてしまい、二次会では完全につぶれてました。
だから写真もありません。

本当にゴメンナサイ。
反省してます。

ではでは、よいお年を。




2012年12月28日金曜日

コマツきかく『明日に殺される』

金曜のマチネ。
下北沢は、ザ・スズナリにて。


これはですね。
ごめんなさい。
非常に辛かったです。


ひとり芝居ってのは難しいですよね。
ぼくが芝居で面白いと感じるのは、複数の登場人物が会話している場面です。
登場人物が一人だと、そういう会話は基本的になくなるわけで。


上演では、登場人物は確かに一人なのだけれども、もうひとりの誰かに語りかける感じで進行していきます。
架空の人物がいて、その人物に語りかけている。
でもその人物は架空で、観客には見えない。
一人芝居だと、その架空の人物の情報がごっそり抜け落ちてしまっているわけで、その分、つまらなくなっているのではないかなあ。


一人芝居はほんとに難しいと思う。
架空の出来事に対するリアクションなど、自分でこなさなくてはならない。
これは難しいというより、ほとんど不可能のように思える。
そりゃ演技としては出来るかもしれないけど、リアルな、あるいは劇的な反応は無理。


だから一人芝居って、ほんとは成立しないのかもしれない。
いや、『ゴドーを待ちながら』的なものなら、一人でも出来るかも。
でも、架空の誰かに語り掛けるパターンは無理なのでは。



劇団だるま座『櫻の園』




木曜の夜。
荻窪のアトリエだるま座にて。


チェーホフの謎。

いや、謎なんか本当はないのかもしれない。
「謎」なんていったら、笑われるかもしれない。
でも、ぼくにはやっぱりわからない。

戯曲『櫻の園』を読んで、その面白みがどこにあるのか。

だるま座の『櫻の園』を観れば、その面白さを教えてくれるのかもしれない。
そう期待して観に行きました。

そして細部について、ある程度は理解したような気がする。

たとえば、エピホードフが花束を持って出てきて、落としてしまう場面。
すぐに拾って、ドュニャーシャに事務的な台詞を言って渡す。

どう理解すればいいのかわからなかったけれども、場面で再現されれば理解できた。

エピホードフは花束をドュニャーシャにささげたかった。
しかし、ロパーヒンがいたので、渡すことができず、ショックで落とし、誤魔化すために事務的な台詞を口にする。
だるま座の上演では、さらにわかりやすく、エピホードフが間違ってロパーヒンに花束をささげようとしてしまうことになっている。眼を開けて、間違いに気づいたエピホードフが花束を落とす。
そういうことだったんですね。

このように、上演されることでわかったことがたくさんあったように思います。

残念だなあと思ったのは、シャルロッタの手品の場面。
原作では、アーニャ、ワーリャが布の後ろから登場する手品が見られるのですが、だるま座上演ではそれがなかったこと。
いや、ごめんなさい。細かいことですが。


それからなかなか大きな謎。
ロパーヒンは、ワーリャにどうしてプロボーズができないのか。
だるま座上演では、プロボーズしたいんだけど、女性相手には臆病で、なかなか言い出せない、という感じでした。
商売やビジネスには長けているけれども、恋愛に関しては、まったくだめ、という理解でいいのかしら。

『櫻の園』最大の謎は、競売で櫻の園を競り落としたロパーヒンとラネーフスカヤの関係。

ラネーフスカヤが泣くのは、ロパーヒンが競り落としたからではないのだろう。
競売があっても、なにか奇跡的なことが起こって、櫻の園はきっとそのままになるはずと思っていたのに、そうはならなかったから泣くのではないか。
そう考えていた。
でも、それがしっくり来るかといえばそんなこともない。
ではどう考えればいいのだろう。
その答えは、だるま座の上演を観ても、よくはわからなかった。

ロパーヒンはラネーフスカヤを慕っているのに、櫻の園を買い取って、ラネーフスカヤを追い出すことがどうしてできるの?
そのへんも曖昧なままだったような気がする。



現代の日本で、チェーホフの戯曲を(ほぼ)そのまま上演する意味ってなんだろう。

遠い時代のロシアの没落貴族の話は、なんだかやっぱりピンと来なかった。


いや、でも、戯曲と上演は別物です。
上演自体は、独特の雰囲気があり、大変面白かったです。
ありがとうございました。



2012年12月27日木曜日

ダンスィングクイーンズ on 40CARAT

やあやあ、みんな、元気かな。まあちゃんです。



寒いね。
もう、なんでこんなに寒いの?


昨日の夜も、ともだちから「さもいね、明日の朝は氷点下らしい」っていうメールをもらって、戦々恐々としていたよ。
いつもは羽毛布団一枚で寝ているんだけど、昨日は今シーズン初めて湯たんぽを入れた。
それから毛布も一枚追加。
でも毛布は要らないかも。重くてね。あったかくていいんだけど。




昨日もやっぱり稽古だったよ。

稽古といっても、舞台裏のスタッフワークの確認作業と、ちょっとした段取りの確認で終了。

ふう。今日はそんなに写真を撮ることはなかったなと思ってたら、
あずにゃん千賀さんが、居残りで踊りの練習を始めたよ。





面白くて、興奮して、写真をバシャバシャ撮ってしまいました。
せっかくなので載せときます。





なんだかすごくおもしれ~。
写真でその迫力を表現できればいいのですが、、、





踊ってるときのあずにゃんの表情、素敵です。





動きが美しいです。





立ちポーズも素晴らしいです。





あずにゃん、美しいです。
褒め過ぎ?




いやあ、興奮しました。
楽しかったあ。

ザッキー も楽しそうにパシャパシャ写真撮ってました。






みんなも二人のダンスィングを観に来るといいよ。



予約はお早めに。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』
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2012年12月25日火曜日

劇団居酒屋ベースボール「ジングルベル to ドール」

クリスマスの今日、マチネ観てきたよ。


笹塚、Duo STAGE BBs っていう場所。
靴脱いで入ったけど、どういう理由なんだろう?


個人的にはクリスマスって全然関係なくて、どうでもいいんだけど、浮かれたい人が浮かれて騒いでいるのを見るのは嫌いじゃない。


劇団居酒屋ベースボール。
初めて観に行くので、よく理解してなかったんだけど、これは劇団の本公演っていうわけではないのね。
プロデュース公演、みたいな感じで、かわいい(多分)女の子なんかがたくさん出ていました。


劇団居酒屋ベースボールってところの、本当を観たかったのですが。
勘違いしてました。


人形振りが面白かったです。
男一人、女五人が人形の役で、店に人がいなくなると動き出すんだけど、その動き方がコミカルで面白かったです。
特にピエロの格好を男性の人形振りがとってもコミカルで、笑いを誘いました。
それはすごくいいなあと。


物語的には、もうどうでもいい感じなので、特に言及することはないです。


可愛い女の子がかわいらしく踊ればいい、みたいな感じのスタンスの公演でした。ははは。


まだ生き延びられそうだよ

やあやあ、みんな。元気かな。まあちゃんだよ。

今朝は飼ってた虎に食い殺されて、いま虎の尻の穴からひり出されたところだよ。
ふう、よかった、まだ生きていた。
今年もなんとか生き延びることができそうだ。


昨日もまた午後から、40CARATの稽古だったよ。
年明けすぐに、公演が始まるからね。


最近は、ぼくはカメラ小僧として認識されてきたようで、稽古中にバシャバシャ撮っても誰も何も言わなくなったよ。
最初から言われてないけどね。


びっくりしたよ。

この期に及んで、まだ台本持って、棒立ちで台詞読んでるやつがいるとは。

目黒、またおまえか。





と思ったけど、稽古よりプリプリのコンサートを選んでお休みしたザッキーの代役でした。
コンサート、楽しかった?

これがザッキー







これが目黒くん




熱演してました。




ギャグのシーンも、こなしてました。

ザッキーいらないじゃん。



全然関係ないけど、このシーンすきだな。




「きれいは汚い、汚いはきれい」
「マクベスよ、森が動き出したとき、おまえの命は終わる」

なーんて。
そんな台詞はないからね。念のため。




予約はお早めに。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』
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2012年12月24日月曜日

今年もクリスマス(ケーキ)がやってきた

やあ、みんな、まあちゃんだよ。
地球の平和を守るために、宇宙の果て(イスカンダル)からやってきた。


昨日も午後から稽古だと思って40CARATのアトリエに行ったら、全員で作業をしてたよ。
おやおや。


縫い物チーム。



それから、大道具チーム。



どっちが早いか競争だ!






、、、、なんてことはなかったよ。





それから有難いことに、クリスマスケーキの差し入れがあったよ。

上演当日、撮影を担当してくださる田中さんから。

わあ、ふたつも。わお。

今年もクリスマスがやってきてくれたんだなあ。

こうしてケーキをいただけるのも、クリスマスのおかげです。






みんな、群がるようにしてケーキの写真撮ってたよ。






ケーキの前でおどける人々。






予約はお早めに。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』
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稽古が終わった後は、ぼくは急いで高田馬場へ。

チャリT企画っていう劇団の忘年会があってね。

秋にワークショップに何度か参加させていただいて。
それで忘年会のお知らせも来たわけです。

高田馬場駅近くの白木屋




8割がたは知らない人々。
しかも若い人々。

軽~い疎外感を感じたよ。

でもそれなりにお話もして、チラシ(ぼくのブログのアドレス付き)を何枚か渡すことも出来たし。
よしとするか。

熱燗すこし飲んで、サラダをいただいて、帰途につきましたとさ。
めでたし、めでたし。





2012年12月23日日曜日

天幕旅団『弔いの鐘は祝祭(カーニバル)のごとく』

土曜の昼、観劇しました。
中野MOMOにて。




円形のシンプルな舞台と棒を使った演出が面白かった。
円形の舞台は、最初はなんにもないと思っていたのに、照明が当たり方で石を敷き詰めた通りのように見えたり、室内見えたり。
棒をうまく使って、男が螺旋階段を疲れた足取りで歩くのを表現したり。
黒いシンプルな舞台が、いろいろな表情を見せてくれました。


俳優の動きも工夫されていました。
ストップモーションっていうんですかね、動きの速度を変えて、ゆっくり動いたり、突然くるりと回転してみたり。
そういう動き方の演出も面白かったです。


『クリスマスキャロル』の脚色です。でも原作の単純なハッピーエンドみたいな雰囲気ではなく、もうすこし複雑にアレンジされていました。
そのアレンジの仕方も、すごく上手でした。


途中、ゴーストが自分の正体を明かすところで、どばーっと泣いて、それから最後の場面でも涙を誘いました。
あれですよね、素直に泣けるものは面白いし、気持ちもいいですよね。
観に行ってよかった。

すごく寒い日。
外出するのは億劫だなあ。
やっぱり行くの止めようかなあ。
でも、やっぱり行こ。

観に行って、ほんとによかった。
素晴らしかったです。



ただ途中で、退屈もちょっぴり感じました。
なんでかなあ。
会話が単調に感じた部分があったからなのか。
自分でもよくわかりません。
でもすぐに上記のゴーストが自分の正体を明かす場面になって、どばーっと涙が出てきて、それ以降は退屈を感じることはありませんでした。


次の上演は、来年の7月らしいです。
次は『宝島』の翻案。
いまから楽しみです。





2012年12月22日土曜日

あずにゃん(とザッキー)

やあ、みんな。元気かな。まあちゃんだよ。
宇宙の果てからやってきた。


昨日は異様に寒かったね。
風邪には気をつけような、みんな。


夕方から40CARATの稽古。
師走だから? お休みの人も。


人がいない場合、代役を立てて稽古するわけだけれども、そんなときこそ、いつもと違うアイディアが浮かんだりもするからね。
新鮮な気持ちで、集中して、稽古はしなくちゃ、と自分に言い聞かせる。


稽古が終わってもいつまでも着替えない人がいる。
あずにゃんだ。
お面つけて、鏡に向かって、ポーズとってます。

みんなが帰るっていうのに、帰ろうとしません。
ひとりで稽古続けてます。

これがその写真。

なんだか真剣ですね。




高崎梓(何歳? 知らん)

誰かがあずにゃんって呼んでたので、ぼくもあずにゃんって呼んでます。
あずにゃんのほうも、呼ばれると、普通に返事をしてくれます。

え? おまえ、あずにゃんって呼ばれることに抵抗ないの?
抵抗ないの?
ないの?
ないんだあ。
ふうん、へえ~。

まあ、ぼくのほうも、あずにゃんって呼ぶことに抵抗はまったくないわけだけれども、このいい歳のおっさんが。







前から見ると、こんな感じ。

笑顔が素敵です。








これもあずにゃんです。



クッキーにロックオンしたまま、ぽりぽり食べてます。






これもあずにゃん(と、ザッキー)です。

ザッキーは、ほんとは、『Zackie☆彡』って書くらしいけど、面倒なので『ザッキー』で。




お面をつけたあずにゃんの踊りも楽しみにね。
あと、ザッキーも。

予約はお早めに。
40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』


以上、高崎梓さん(と、ザッキー)でした。

ぱちばちばちばち。

『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』


劇団40CARAT  第29回公演
『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』




チケット予約、始まりました。下記の予約フォームってところで予約できます。

予約する場合は、「お知り合いの関係者」欄から、必ず「まあちゃん」を選択してください。

選択してくれないと、、、なんだろ、、、すねちゃうから、、、。




 わたくしめの出演情報です。『まあちゃん』というふざけた役者名で出演いたします。 

劇団40CARAT  第29回公演
『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』

作・演出 花山ら楽
劇場 pit北/区域(王子)

2013年1月11日(金)~1月14日(月)
1月11日(金) 19:30
1月12日(土) 14:00/19:00
1月13日(日) 14:00/18:00
1月14日(月) 12:00/16:30

※日時指定・自由席
チケット:前売り2,800円/当日3,000円
ご予約方法: 劇団TELまたはメールまたは予約フォームまで
・ TEL:090-8700-2183
・メール: gekidann40carat@hotmail.com
・予約フォーム : https://ssl.form-mailer.jp/fms/148a142090959
※予約フォームは12月1日から受け付けます。

Cast
鈴ノ木まろ・千賀亜希子・増田ケイスケ・荒巻真奈美・玉腰裕紀
西山康平(SMP)・Zackie☆彡・SHIGEO・まあちゃん・目黒亮平・米桝美咲(演劇集団ブレーメンパレード)・高崎梓

Band 
渡辺勝(Vocal.Gut Guitar).竹岡隆(Electric Bass).竹田裕美子(Accordion)
※12日(土)の公演に竹田裕美子(Accordion)は出演致しません。

劇場案内
〒114-0002
東京都北区王子1-13-18 東海第二ビル地下1・2階
1)地下鉄南北線王子駅5番出口 1分
2)JR京浜東北線北口 徒歩2分
3)都電荒川線王子駅より徒歩3分

2012年12月21日金曜日

目黒亮平(23歳)、あるいはレンガの壁

やあ、みんな、ぼく、まあちゃんだよ。
宇宙の果てからやって来た。


昨日も40CARATの稽古だったよ。
夕方、稽古場に向かう途中、東海道線が徐行運転(人身事故の影響)。
品川から川崎まで、40分も掛かったよ。

途中、つり革にぶら下がって居眠りしてゆらゆらしている人や、座り込んじゃう人なんかいて。
いやあね、満員電車って。


昨日はあんまり写真撮らなかったんだ。
演技のほうに熱中してて。
でも珍しい写真が撮れたよ。

その写真がこれ。





おいおいおい、ほんとに大丈夫なのか?

今頃になってまだ台本持ってんのかよ、目黒。
まだ台詞覚えてないのかよ。
やる気あんのか。

あとできつく叱ってやりました。













うそ。

台本持ってるのは、23歳目黒亮平

お休み(無断欠席)のSHIGEOさんの代役を務めてるところでした。






ちなみに、背景のレンガの壁、きれいでしょ?
19日の作業で完成させました。
ぼくと演出のら楽さんが二人で、色をそれっぽく塗ったのだ。

作業直後はこんな感じ。



とってもうまく出来ました。自画自賛。


手作り感溢れる舞台美術も観にきてね。

40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』

以上、23歳目黒亮平くんと、レンガの壁でした。

ぱちばちばちばち。



2012年12月19日水曜日

食べ過ぎですよ、荒巻真奈美さん

やあ、みんな、ぼく、まあちゃんだよ。
宇宙の果てからやってきた。

昨日も稽古だったよ。
稽古っていいよね、思いのほかエネルギーを消費するので、ダイエット効果あり!
みんなも試してみるといいよ、演劇ダイエット




今日は最年少劇団員、荒巻真奈美さん研究しちゃおうと思うんだ。

なんたって今回の芝居では、重要な役どころだからね。



こんな娘です。







なんというか、健康な感じですね。
この健康はどこから来るのか。

やっぱり健康は食にあり、でしょう。


日曜日の夕飯のときの写真です。





結構がっつり行ってます。

最後の最後まで、がっつり行ってます。
ま、育ち盛りでしょうからね。



すきなだけ食べていいと思うのですが、これはいかがなものでしょう。



ら楽さんが演技指導している眼の前で、お菓子に手を出そうとしています。

写真撮りながら、ぼくは眼を疑ったものです。

眼の前で食う?
演技指導している眼の前で食っちゃうの?
食っちゃうんだ、ああ、食っちゃうんだ。
ああ、食っちゃったよ、、、


ま、いいんですけどね。





ごめんなさい、ぼくと一緒に出てることが多いんで、写真(研究素材)があんまりありませんでした。






彼女の魅力は、ぜひ本公演でご確認ください。


40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』

以上、荒巻真奈美さんでした。
ぱちぱちぱちぱち。

演技ってなんだ?

やあやあ、みんな、ぼくはまあちゃんだよ。
宇宙の果てからやってきた。



今日のテーマはこれだ。『演技』


演技って不思議だよな。


演技なんて簡単だと思う。
でも、簡単なようで難しい
しかしやっぱり簡単

堂々巡りな感じ。


大事なのは、演技が始まる前に集中することだ。
演技に入ったら、周囲をよく観察することだ。
特に相手の俳優をよく観察することだ。
そしてそのときに起こった衝動を大切にして、行動(演技)することだ。

それから大事なことは、欲張らないことだ。
サービスしようとして、余計なことはしないことだ。
つい、人はサービスしてしまうけれども、そうすると演技はすぐにつまらないものになってしまう。

頑張らないことも大事だ。
頑張りたい気持ちはわかるけれども、頑張れば頑張るほど、演技はつまらなくなってしまう。

いちばん大事なのは、感情的になってはならない。あるいは感情を無理やり作ってはならない。
感情を作ることに熱中してはならない、ということ。
感情的な演技は見苦しい。


ふうん、そうかね。
いや、そうだと思うよ。
へえ、そうなんだ。
うーん、そうなのかなあ。


駅の雑踏を歩くときのゲーム。最近やっている。
視野を広く取り、周囲を歩くたくさんの人を観察し、これからど動くかを予測し、安全な距離を保ってぶつからないように歩くこと。

注意していても、急に飛び出してくる人がいたりして、ぶつかりそうになる。
ぶつかりそうになったり、あるいは本当にぶつかってしまったら、こちらの負け。

それだけ。

でも、これだけでも、役者としての訓練になると思うのだ。
観察力と、それから想像力の訓練。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



昨日、酔っ払って帰ってきて、なんかブログに書き散らしたなと思って今朝見たら、上記のようなことを書いてた。
せっかく書いたので、公開しておくことにしましょう。
間違ってはいないと思うし。

当たり前といえば当たり前なことだろうけど。










2012年12月18日火曜日

Mrs.fictions『15みうっちmade』

先週の金曜日、観に行ったよ。
池袋シアターグリーン BASE THEATERにて。


15分のコントを6本。



最初のはこんな感じ。
転勤かなんかで引越しする男。それを手伝う、友人たち。

何事もなく芝居は終わる。
なんだったんだろうと思ってると、
「灯りを全部消して、舞台上で全裸で同じように演じます」とのこと。
その予告どおり、照明は全部消され、暗闇のなか、同じような台詞のやり取りが始まる。

そういえば不自然な演技があった。
客席に尻を向けてぽりぽり掻いたり、フラッシュつきカメラで突然撮影したり。
フラッシュがつくと、一瞬全裸の男たちの姿が見えるけれども、すぐに消える。

どう考えればいいのか、よくわからなかった。
芝居の意図が。
面白いのかなあ、、、やってる人たちは面白いのかも。

別に照明を落とさなくたって、そのまま全裸でやればいいじゃん。
観たくない?
そうだよね。観たくないね。



次のはどんなんだったかな。
男が、女の子に告白する話だったかな。
男は勇気がなくてなかなか告白できない。
男の分身が三つ現れて、それぞれ告白する。
でも全員玉砕。
最後に本当の自分が、何かに気づいて、、、みたいな話。



それから自殺しようと思う人たちが舞台上にたくさんいて、それぞれ自殺を試みる。
でも結局みんな失敗して、なんとなくハッピーエンドみたいな。



あと、何があったかな。
そうだ、決勝に残った野球部の話があった。
女子マネージャー希望の女の子と、それを拒否する野球部のキャプテン。
でもそこにはある事情があって、、、


それからドレス姿のお姉さんの三人が出てきて、コントみたいなやりとりをするやつ。




ええと、これで五つか。もう一個あったはずだけど、思い出せない。ゴメンナサイ。



あ、思い出した。
失踪した彼女が戻ってくるかもしれないと、待っている男三人
ピザ食べてました。



ふう、よかった。思い出すことができて。

歳を取ると、忘れやすくなってね。
申し訳ない。

2012年12月17日月曜日

バンドマスター、渡辺勝

やあ、みんな、ぼく、まあちゃんだよ。
宇宙の果てからやってきた。

昨日も40CARATの稽古だったよ。

昼過ぎから、夜遅くまで。
公演が近づいてきて、気持ちが切り替わってきたのを感じる。
いや、どうかな。
気のせいかもね。
まあ、あんまり硬くならずに。



夜の通し稽古のときに、バンドマスターの渡辺勝さんがふらりと現れました。

40CARATの芝居には、バンドの演奏や渡辺勝さんの歌が入るのです。
旗揚げ以来、それは変わらないそう。




渡辺勝さん。こんな人です。



ふう。近寄りがたいです。なんだかとっても近寄りがたいです。

ぼくの本名が『わたなべまさし』で、『わたなべまさる』さんとは一字違い。
そして二人とも寅年(一回り違いますが)。

そんな共通点があるわけで、親しみを感じないわけでもありません。
それでも、やっぱり近寄りがたい。
ひゅー、ごめんなさい。








前回までは、勝さんがCDに録音してくれた演奏を流しながら稽古しました。

でも昨日は、勝さんがその場で場面に合わせて演奏。

ギターやピアニカ(っていうんですかね)を使って、音を入れてくれました。
ぼくにとっては初めての経験。
新鮮でした。




みんなが笑っていても、勝さんは無表情のまま演奏を続けます。






SHIGEOさんに横からガン飛ばされても、無心に弾きます。







演出のら楽さんとお話するときは、ちょっぴりたじろいで、困った顔もしたりしますが、、、







弾くときは、やっぱり無心です。
情感こもってます。









しかし、昨日はこんなことがありました。


稽古が終わった後、なんとなくそのままアトリエで飲み会
缶ビールで軽ーくと思ってたら、、、、

前回も報告した、飲み過ぎの女王、千賀亜希子さんが、どこからか日本酒のボトルを持ってきて、、、しかも、何本も、、、











深夜までの飲み会になっちまいました。とほほ。



でもよかった。

近寄り難かった勝さんとお話ができて。
チーズを毎日買う話も聞けて。

距離がちょっぴり縮まったような気がします。







、、、それにしても、みなさん飲み過ぎですよ。
いい加減にしなさい。

ぼくは終電で帰ったけど、何人かは帰れなくなって泊まったみたいです。
風邪引かなけりゃいいけど。


どう?

渡辺勝さんの歌と演奏。

聞きたくなったでしょう?

そんなあなたに。

40CARAT 『フ揃イナ哀シミノ旋律タチ』

以上バンドマスター、渡辺勝さんでした
ぱちぱちぱちぱち。